#9 「敷地周辺の外部環境」 についてお話したいと思います。
不動産の価値は、敷地周辺の外部環境にもおおきく左右されます!
➡周辺環境がよくなくて「生活に支障がある」「将来売れにくい」など、
そのリスクを把握しておくことがとっても大事なんです。
外部環境のチェックポイントを、分けてお伝えしていきます!!
「土地の高低差」
【1】擁壁の有無
敷地と隣地の境界に擁壁がある場合。
擁壁高さ2M以上の場合は、申請許可が必要になります!
➡ふるい擁壁には、許可証などがない場合がほとんどですが。。
「この擁壁、所有者はだれのものなのか?」
自分の土地のものなのか?隣の土地のものなのか?を確認しておきましょう!
自分のものの場合は、
擁壁の補修が必要になると、費用負担しなければならなくなりますので、
擁壁にヒビが入っているか?水抜き穴はしっかりあるか?膨らんでいないか?
などなど、しっかり状況を把握しておきましょう。
【2】傾斜地の有無
隣地との境界に傾斜がついている場合は、
傾斜地の角度が30°以下なのか? 30°以上なのか?
30°以上の場合、
高低差に応じて、建物を建てる際に「制限」が発生します!
例えば、建物が建てられる範囲が制限されたり。建物を建てるための土留めをつくったり。などの制限がでてきます。
(各自治体で独自に規定されていることがありますので、問合せしてみましょう)
これら以外にも土地に高低差があるときのトラブルとしては
・隣地から水・土砂が流れ込んでしまう。
・傾斜地に隣の家が迫ってきている。
・高い土地から落ち葉や砂が飛んでくる。
・湿気が溜まって、土地がジメジメしている。
などなど。
ありますので、天気が悪い日などに現地に行ってみることもオススメです。
以上、第9話でした。
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