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【#9 外部環境チェック1】中古住宅の見極め術 

更新日:2023年11月19日


#9 「敷地周辺の外部環境」 についてお話したいと思います。


不動産の価値は、敷地周辺の外部環境にもおおきく左右されます!


➡周辺環境がよくなくて「生活に支障がある」「将来売れにくい」など、

そのリスクを把握しておくことがとっても大事なんです。


外部環境のチェックポイントを、分けてお伝えしていきます!!



「土地の高低差」


【1】擁壁の有無


敷地と隣地の境界に擁壁がある場合。


擁壁高さ2M以上の場合は、申請許可が必要になります!


➡ふるい擁壁には、許可証などがない場合がほとんどですが。。



「この擁壁、所有者はだれのものなのか?」

自分の土地のものなのか?隣の土地のものなのか?を確認しておきましょう!



自分のものの場合は、

擁壁の補修が必要になると、費用負担しなければならなくなりますので、


擁壁にヒビが入っているか?水抜き穴はしっかりあるか?膨らんでいないか?


などなど、しっかり状況を把握しておきましょう。




【2】傾斜地の有無


隣地との境界に傾斜がついている場合は、


傾斜地の角度が30°以下なのか? 30°以上なのか?


30°以上の場合、

高低差に応じて、建物を建てる際に「制限」が発生します!


例えば、建物が建てられる範囲が制限されたり。建物を建てるための土留めをつくったり。などの制限がでてきます。

(各自治体で独自に規定されていることがありますので、問合せしてみましょう)


これら以外にも土地に高低差があるときのトラブルとしては


・隣地から水・土砂が流れ込んでしまう。

・傾斜地に隣の家が迫ってきている。

・高い土地から落ち葉や砂が飛んでくる。

・湿気が溜まって、土地がジメジメしている。


などなど。

ありますので、天気が悪い日などに現地に行ってみることもオススメです。


以上、第9話でした。

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