前回に引き続き、
建物のことを知ることで、
購入前に「この建物はどんな建物か?」が、わかる!ようになりましょう~
#14 「建物構造3」 についてお話していきます!
【1】建物の基礎は年代によって大きく違う!
中古住宅の木造建物で、
必ずチェックしておきたいのが「基礎」の状態です!
「基礎」とは建物が乗っかている土台のようなもので、
建物を支えるうえで、とても大事なのです。
建物の「基礎の種類」は、
年代によって大きく変わってきます。
【1】~1981年6月
・ローソク基礎
・石、ブロック基礎
【2】1981年6月~2000年6月
・布基礎
・ベタ基礎
・アンカーボルト(点在)
【3】2000年6月~現在
・布基礎
・ベタ基礎
・アンカーボルト(必須)
・鉄筋の配筋規定
・地盤改良
現在の基準に適合しているのが2000年以降になりますので、
昔の建物になると、地盤改良などがされていないことがほとんど。
→地面が沈下したりしている可能性があるので、要注意☆
(地盤沈下を直すためには、かなり費用がかかってしまいますので、できるだけ避けたいです。。)
昔のローソク基礎などに対して耐震補強する場合は、
基礎工事の費用もかかってきますので、工事予算計画に入れておきましょう!
☆ポイント
古い建物の基礎はこのようにチェックしてみましょう!
・建物外周部の基礎をぐるっとみる
・畳の下や床下点検口から基礎がどうなっているか見てみる
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